恋愛

2010年12月18日 (土)

トホホな薔薇の花束

ブログネタ: “思い出のクリスマスプレゼント”を教えて!参加数拍手

今から十数年も前の数年間、熱烈かつ密かに愛する女性がいました。知性と洒落っ気が調和した、素敵な人でした。
そもそも、私が万年筆を手に取るようになったのは、そんな彼女へ、ちょいと格好いいラヴ・レターを書きたいという不純な動機からでした。

若干「遠距離」だったり、現在のように携帯電話が普及していなかったり、当時の私が激務部署に配属されていたりしたこともあり、連絡を取り合ってクリスマスにデートを企画するようなこともなかなか叶わなかったのですが、少しでも想いが伝わるようにと、毎年のクリスマス・イヴには、「花キューピッド」で1万円くらいの薔薇の花束を贈るのが恒例になっていました。

そして、その年も、12月に入って早々に花キューピッドの予約をしたのでした…

クリスマスから10日程経った明けて正月3日、1枚の年賀状が届きました。
「結婚して初めての新年を迎えました」。結婚披露宴での写真入り。余白に彼女の筆跡で「お元気ですか?」。

ひゃあああ~、事もあろうに新婚人妻の実家に、クリスマス・プレゼントを送ってしまった。年賀状も送ってしまった。
これは痛い。激痛。痛過ぎる。(>_<)
いつの間にか結婚していたというショックもさることながら、なんというこっぱずかしいことをしたのだろうという気分が強かったですね。

その後の数年間は、木枯らしに吹かれつつ花屋の前を通ると、その度にフクザツな感情に襲われたものです。
今は、薔薇の花束を贈りたくなるような人もなく、この「事件」も苦く懐かしい思い出に変わりましたが、今の私が当時に戻ったなら、どうしたでしょうか…

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