文房具・万年筆

2016年4月14日 (木)

文具人柱:ビクーニャ3+Sを使ってみた

転勤して、行きつけだった文具店から遠ざかってしまいました。んで、自宅から割と近い大型文具店へ久しぶりに寄ってみました。ボールペンのコーナーを見ると、三菱ジェットストリームとぺんてるビクーニャが大きなスペースを占めて、競り合っています。

ぺんてるについては以前、エナージェルを酷評した経緯もあって、あまり高く評価していなかったのですが、低粘度インクの油性ボールペンということで興味が湧いたので試し書きをしたところ、ビクーニャは何だか感じいいぞwinkと思いましたし、複合筆記具にこだわってきた私にとって魅力的な3色ボールペン+ペンシルもあったので、買ってしまいましたよ。550円也。

Img_024101試し書きした限りでは、字幅サイズ表示の割には細目の字だったので、いつもなら0.5mmにするところ、0.7mmにしてみました。
書き味は、ライバルであろうジェットストリームよりも、もう少し軽い感じです。多分、インクの粘度が更に低いのでしょう。高速筆記に良し。それから、Post-Itに書き込む際、ジェットストリームも含めて、他の油性ボールペンでは時に字が切れることがあるのですが、ビクーニャはそれも感じません。これも低粘度で紙への乗りがいいからでしょうか。

ビクーニャ0.7mmとジェットストリーム(プライム用芯)0.5mm、それから参考対照でゼブラのスラリ0.5mmを、ライフの5×3カード(J888)にて書き比べてみました。

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ビクーニャだけ0.7mmなので単純に比べる訳にはいきませんが、少なくともスラリよりくっきりした見栄えです。ジェットストリームの黒インクもかなり良い(微細な)顔料を使っていると思われますが、ビクーニャの方が鮮やかに感じられるのは、もしかしたら染料の比率が高い混合インク(顔料+染料)だからかも知れません。いずれも、油性インクで低粘度を実現するための正攻法ではあります。
表現が難しいので写真は掲げませんが、筆記直後の擦過による汚損については互角かな、という感じです。まあ、ほぼ大丈夫ということです。ここは水性インクに対する油性インクのアドバンテージですからねhappy01

ゲルインクでは乾くのが遅いし滲みが嫌、でも普通の油性インクは高速筆記向きでない、と感じるなら、ビクーニャはジェットストリームを上回る選択肢ではないか。そう思わせる出来のアイテムです。私もしばらく使ってみます。

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2014年3月17日 (月)

文具人柱:ジェットストリーム プライム!!

ジェットストリームで3色ボールペン+ペンシルが登場しないかなぁ と淡い期待を抱いていた私。
それが何と。期待が何時の間にか現実になっていました。

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上のピンクが「ジェットストリーム プライム」、下はシャーボTX-10です。

全長はあまり変わらない感じですが、ポケットに差したときにはプライムの方が圧倒的にコンパクトに感じます。全体に細いんですよ。回転繰り出し式なのはシャーボと同じですが、繰り出し機構部を上の方(天冠寄り)に追い出しているようで、重心がちょっと高い(天冠寄り)になっています。まあ、これで細身を実現しているのでしょう。

ボールペンの芯は一見、ゼブラ4C互換のように見えますが、互換性はありません(純正芯以外を無理に押し込むようなことはやめましょう)。ま、これも細身を実現する要素の一つでしょうね。

回転させた感じは少しカチャカチャと安っぽいですが、あくまでシャーボとの比較です。クロス テックフォー と比べれば、何の遜色もありません。いや、クロスと違って、ちゃんと両方向に回せるのですから、プライムの方が上です。

書き心地はお馴染み、ジェットストリームのスラスラ。
筆記機能で一つ、文句をつけるとすれば、ペンシルの芯の出方でしょうか。1プッシュでは短過ぎる、2プッシュでは長過ぎるのです。

なお、初期状態では0.7mm芯が装備されていましたが、0.5mm芯も売られていますので、お好みに合わせて換装するとよいでしょう。私は0.5mm派です。多分、0.7mmですと思いの外、インクが早くなくなるでしょう。

三菱鉛筆さん、ありがとう…

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2013年6月 8日 (土)

文具人柱:パーカー5thを使ってみました

自称「第五の筆記具」パーカー5thを買いました。軸はアーバンプレミアムです。

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軸のデザインはまあまあでしょうか。シズレパターンで、高級感を出そうという意図は理解できます。リフィルはみんな共通なので(\945です)、お金を出せば、気に入った軸でよいのです。今回はたまたま、3割引セールだったので、これを買ったまでのこと。

Img_0216パッと見は、詳しくない人なら万年筆だと思うでしょうね。

問題のペン先は…

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ポーラスポイントと、どう違うんだろう…これはF字です。

書き味は悪くありません。万年筆に近い滑りです。これは、5thを豪語するだけの出来ですね。
ただ、舶来万年筆一般と同様、F字でも国産Mに近いので、そこんところは割り引いて考えなければいけませんが。

Img_0218これは、丸善のノート(OKフールス紙)での裏抜け具合です。かなり裏に出てます。手許に今ないのですが、ミドリのMDノートでもこれくらい裏に出ます。テストはしていませんが、手帳用紙だったら、完全に裏抜けするでしょう。仕事場で使うのはやめときます。
これはインクの問題なので、インクが改良されれば、改善の可能性はありますけど、ちょっとなぁ…

ヘビーユーザーにはお勧めいたしかねますが、贈答用には手頃かも知れません。

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2013年3月30日 (土)

文具人柱:2色では少なすぎる、4色では多すぎる -総括-

スラリSurari 3+Sの0.7mmを入手しました。限定版の2トーンカラーです。デザインも気に入りました。

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んで、書き比べてみました。紙は例によって、コレクトの5×3カードです。

Img_0207スラリのエマルジョン-インクはにじまないのがいいです。だから、スラリの0.7mmは、実際の筆跡がサラサとほぼ同様です。

ちなみに、高速筆記用のゲルインクボールペンとしては、ぺんてるのエナージェルが結構人気があるようですが、あれは能率手帳で裏抜けするので、到底お勧めすることはできません。
その点、サラサは速乾性を欠くという宿命を負いつつも、にじみも少ない部類ですね。

いずれにいたしましても、ゼブラ万歳!

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2013年3月 5日 (火)

文具人柱:2色では少なすぎる、4色では多すぎる-Surari 3+S

なーんだ。ジェットストリームを待つまでもなかったか。ゼブラさん、ほんっとにエラい!

油性ではなく、エマルジョン-インクですが、「スラリSurari」にも3+Sが登場っす。

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実は最近、新製品の研究(?)を怠っていて、エマルジョン-インクなるもの、初めて使うのですが、感覚的にはジェットストリームと同等ですかね。これも顔料インクでしょう。ただし、筆跡がイマイチ力強くないですね。多分、字幅0.5mmということも影響しているのではないでしょうか。0.7mmなら不満感はもう少し和らぐように思います。

値段は525円ですから、SARASA 3+Sよりも105円安価いです。再生プラ軸なので、スケルトンボディでない(多分出来なかった)こと、消しゴムが付いていないこと、あたりが価格差になっているのでしょうか。
ただ、出来ればスケルトンボディにして欲しかったなぁ。やっぱ、ちょっとだけ、安っぽいので。

機能的には文句なしです。SARASA 3+Sと全く変わりません。クリップも可動式ですし。

三菱鉛筆さん、どうですか?

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2013年3月 3日 (日)

文具人柱:2色では少なすぎる、4色では多すぎる-SARASA 3+S

以前から、3色(黒・赤・青)ボールペン+ペンシルという組合せの複合筆記具にこだわってきた私でしたが、そんな願望を安価に実現するアイテムがやっと登場しました。
ゼブラの「サラサSARASA 3+S」です。ゼブラさん、エラい!ちゃんと、マーケティング-リサーチしましたよね。

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ゲルインクボールペンではありますが、630円で3色+ペンシルという、私が理想とする複合筆記具が入手出来るのは有り難いことです。
ゲルインク=水性ですので、耐水性とか、筆記直後のこすれといった問題はありつつ、顔料インクなので(某フリクションと違って)職場の文書にも使えるし、可動式クリップも嬉しいですねぇ。以前、ニードルポイントのゲルインクボールペンを比較してみた際も、可動式クリップも含めて、高い評価を与えたのですが、ボールチップでも高い評価に値する書き味です。

もちろん、ペンシルは0.5mmなので、0.7mmを愛する私としては少し残念ですが、そんな贅沢を言っている場合ではありません。

ホントはジェットストリームで3色+ペンシルが登場してくれると最高なんですが…ねぇ、三菱鉛筆さん!

全然関係ないけど、EVERNOTE、IDとパスワード全部盗まれたらしいですよ。クラウド失格ですね。くわばらくわばら。

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2012年11月25日 (日)

ペリカン M600 ルビーレッド

これは予想外の展開。

既にM320でリリースされているルビーレッドが何と!M600に登場するとは。

Img_0193これも「軸買い」ですね(^^;。ははは。

衝動的に購入してしまいましたが、さきに購入したM320 ルビーレッドをどうするか?
友人が何となく欲しがっていたので、Birthdayのプレゼントにしました。

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green 'o' greenはMニブだったので、こちらはFニブにしてみました。
これでM600は3本目になりますか。確かに、400は少しコンパクトに過ぎ、800は大き過ぎて携帯性は悪い。となると、M600が本命かな。

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ペリカン M600 green 'o' green

久しぶりに新着万年筆を紹介します。

ペリカン スーベレーンシリーズで最もバランスが良いとされているM600のスペシャル-エディション、green 'o' green です。

Img_0190いやー、ダーク-グリーンのマーブル模様がたまらん!

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ニブは特にスペシャルではありませんが。
「軸買い」ですね(^^;。えへへ。

全然関係ないですが、パイロットの「エラボー」、なんかプチ-ブームになっているらしくて、メーカー在庫が切れている状態が続いているとか。魅力的ですが、筆圧の高い私には多分、不向きだろうなぁ…

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2012年8月21日 (火)

「極黒」は吸入式万年筆に入れよう。

セーラーの顔料インク「極黒」。普段使いで色々便利ですが、発売当初から気になっていたことがあります。

それは、粘度が高いからでしょう、カートリッジやコンバーターの場合、ペン先を上向きにして所持していると、インクが尻軸側に寄ってしまって、当然のことながら、書き始めてもインクが途切れることです。

Img_0168 ↑の写真は、シェーファーのレガヘリ、コンバーターで使った場合です。この状態で書き始めても、インクがペン芯に供給されないので、すぐにインク切れになります。

どうしたらいいか?
そうだ。勇気を持って、インクタンクが大きい、吸入式のペンで使ってみよう!
「勇気を持って」は大袈裟ですかね。耐水性を少し犠牲にして、固まりかけても水洗いで何とかなる、というのがウリですから。でも、やっぱりペリカンとかに入れるのは、ちょっとだけドキドキ(O_O)します。

でも。
こんな感じ。

Img_0184念のため、インク残量がよく見えるペリカンのM605に入れてみました。結果はバッチリですよ。めでたしめでたし。

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2012年5月 8日 (火)

文具人柱:舶来多機能筆記具一騎打ち

以前、国産3社の多機能筆記具を使い比べてみましたが、今回は舶来モノの一騎打ちです。いずれも、3色ボールペン+ペンシルの構成。
片やドイツの名門ロットリング「フォーインワン」、対抗馬はこれまた高級ボールペンの老舗クロス「テックフォー」です。いずれも5K~6K円で、価格も拮抗しています。

Img_0142 上がテックフォー、下がフォーインワンです。

フォーインワンはガンメタルラッカー塗装にCIの赤い鉢巻きがよく似合います。いわゆる振り子式で、出した芯を戻すにはクリップの根元を押します。ちょっと指の力が必要です。

テックフォーは、マット調の赤がいいです。エラストマー系樹脂塗装なのか、手触りはIBM時代のThinkPadと同じような感じですね。芯の切り替えはツイスト式、出ている芯が何色かを小窓に表示してくれるのもgood。

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それから、ペンシル(0.7mm)を選択すると、天冠から消しゴムが繰り出されるのです。

Img_0144やっぱ、かっちょいいよねー。しかし!天は二物を与えず。世間は厳しい。

まず、ロットリングは、さして酷使もしていないのに、各色の芯が引っ掛かって出なくなってしまいました。どうも、クリップ根元に内蔵されているリリース機構の不具合のようで、リリースボタンを押しながら、ペンの先を上に向けてノックすれば芯が出るのですけど…個体差かも知れませんが、これはちょっとね。

クロスはマーケティングリサーチをきちんとしていないのか…ツイスト繰り出しなのに、上(天冠側)から見て、時計回り方向にしか回らないのです。がびーん。馴化すれば気にならなくなるかも知れませんけど。

てな訳で、両者とも赤点ですね。
よって、今日も塗装剥げ剥げのシャーボX-TS10をシャツのポケットに差して出勤した狂四郎だったりします。
ちなみに、シャーボX-TS10のボディでベストなのは、ブロンズオーカーです。他の軸色のものより軽量化されているようですし、塗装も剥げにくいように思います。

さすが、ゼブラは偉大です。少し高価ですが、それだけの価値はあります。

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