昭和の大いなる遺産、「8時だヨ!全員集合」
今、6chで「8時だヨ!全員集合SP」やってます。私の年代にとっては、子ども時代の永遠の記憶です。
毎週土曜日の夜は、7時半からNHK教育で「セサミ・ストリート」を視て(英語なんか解らなかったのに何故面白かったんだろう?)、8時からは「全員集合」というのが定食コースでした。私は喘息持ちで、特に幼児期には、ゲタゲタとバカ笑いをするとしばしば発作を起こしていたのですが、当然の如く、土曜日夜8時は発作との戦いでもありました。
大人たちからは散々俗悪番組のラベリングをされていたのに、子どもというのは素直なものです。絶大な人気を誇ったのは勿論、理屈抜きで面白いからにほかありません。
お笑い番組としての「全員集合」は現在と違って、一言で云えば「肉体派」ですよね。マッチョなお笑いという意味ではなく、一つには観客との間身体性、「肉体の一発」に依拠したお笑いであること、もう一つはメンバー(特に加藤茶と志村けん)の肉体的修練が感じられるという意味です。だから、子どもの心をストレートに掴んでいたのでしょう。
後者の例が「ヒゲダンス」ですかね。毎週あれをやるのは大変だったと思うのですが、そこにはプロの芸人のプライドが感じられます。
今あらためて視ると、微妙な隠し味のような、いかりや長介さんの優しさを感じます。長さんだけではないですね。エンディングの「ババンババンバンバン」でのカトちゃんの「お風呂入ったか」「歯磨けよ」も良かったなぁ…年甲斐も無く、少し涙が出てきました。
時は流れ、同じようなコンセプトのお笑い番組が製作されることはもう無いでしょうけど、「全員集合」は昭和の記憶として、遠く語り継がれるでしょう。
荒井注さんといかりや長介さんの御冥福を心からお祈りします。
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