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2009年8月

2009年8月23日 (日)

狂四郎、久々にバイクを洗う。

長い長い梅雨が明けて、天気も安定してきたので、久々にバイクに乗ろう、その前に洗車してあげよう、と思い、準備を整えました。

その1、バイクカバーがあちこち破れたり裂けたりしていたので、買い替えました。その2、真っ黒に焼けたステンレスの排気管を磨くための、強酸性のクリームを買いました。その3、以前、フロントフォークのインナーチューブの錆で、オイルシールを傷めて高価い代償を払ったので、錆止め剤を買いました。

集合住宅住まいで、水道の水でジャバジャバ洗えないので、バケツの水に風呂用洗剤を少し混ぜて、雑巾で拭き上げていきます。

ん?え?あっ!!フロントカウルの右のフラッシャーがカウルにめり込んでいました。多分、6月頃にバイク置き場で倒れた(倒された?)ときに、やっちゃったんでしょう(その時はカバーを外さずに起こして、そのままにしてしまったのです)。幸い、カウルにはヒビが入っているだけだったので、フラッシャーを無理矢理引っ張り出して、元通りに固定できました。

あっ!!また!フロントフェンダーの、右フロントフォークに取り付けられている部分が割れてました。完全に割れていて、左側だけで固定されている状態なので、高速道路を走っていてすっ飛んだりしたら、大変です。とりあえず、ガムテープで応急処置。もうすぐ車検だから(これも頭とお財布が痛い)、その時に交換しよう。

さて、お待ちかねの排気管磨きです。しかし、ほとんど効果がありません。もう、完全な酸化皮膜になってしまっているのでしょう。この作業は放棄。

最後にフロントフォークに錆止め剤を。と、よく見るとインナーチューブのかなり上の方ですが、傷、それも盛り上がった傷が入っています。普通に走る分には大丈夫と思いましたが、うっかり減速せずに段差に突っ込んだりしたら、また高価い代償を払うことになります。これも車検のときに治してもらおうか…

こまめな洗車がメンテの第一歩、と云われますが、今回はこの格言を文字どおり痛感しました。

4年前に中古で買って、走行距離は19,000kmくらいですが、初度登録が平成8年という古強者です。でも、大型二輪免許を取る前から乗ってみたいと思っていたバイクなので、当分はこれで頑張るつもりです。幸いエンジンと脚回りは元気で、3ヵ月ぶりにエンジンをかけるのでも、一発始動ですから。

だいたい、買い替えようにも、先立つものが…

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2009年8月20日 (木)

特定不能。

ここ数年、夏が来ないうちに、気が付いたら秋になっていた、という状況が続いています。

今勤めている営業所は、技術系が優位で、事務方がその後処理をするという構図が出来上がってます。技術系の連中がもっと早く仕事をあげてくれたり、時期を分散してくれればいいのですが、毎年、技術系の連中が仕事を仕上げるのは7月下旬くらいに集中します。

で、私たち事務方が後処理に走り回るのが8月一杯~9月上旬で(今まさに走り回っています)、一段落したー、ぷはー、という時は既にスズムシが鳴いてます。

今年は梅雨明けが遅かったので、余計に「あ、もう秋だ」という感を持つことになるでしょう。

コネタマ参加中: あなたにとって、夏終了は“何月何日”?

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2009年8月18日 (火)

万年筆医療費高騰。

先日、アウロラ・オプティマを行きつけの文具店を通じて入院させたところ、見積のリアクションが来ました。

曰く、

▽ペン先研磨+ペン芯交換+オーバーホールで\15,000コース

▽ニブ交換+ペン芯交換+オーバーホールで\26,000コース

てっきり、分解洗浄くらいで済むと思っていた私は腰が抜けそうになりました。ペン先にどんな問題があるのか?

曰く、ペン先が上に反っていて放置するとペン芯から離れてしまう、研ぎ方が異常、スリットが開いてしまっている云々。

また、分解したところ異臭がした、とも言われました。インクを変えるときは、ピストン吸入式でも、キャップのスクリューあたりまで水の入ったコップに入れて、超音波洗浄機でかなりしつこく洗うのですが、ペン芯の奥に固着していたインクが、後から入れたインク(色雫の躑躅だったのですが…)と反応したのかも知れません。

長原老師に長刀風に研いでいただいて気に入っていたのですが、老師の研ぎ方はやはり、セーラー製品でないと真価を発揮するとは限らないということでしょうか(セーラーの技術者さんなのですから、当たり前かも知れませんけど)。

そういえば、老師に研いでいただいたパイロット・カスタムカエデも、異常な研ぎ方がされている、とパイロットのペンドクターから言われて入院させたのでした、

転勤してからすっかり貧窮の淵に落ち込んだ私は仕方なく、\15,000コースを選択しました。

先日、モンブランの修理で\17,000近く払った時は、自分の不注意だったので諦めもつきましたが、今回はちょっと、う~む、と考えてしまいます。

とりあえず云えることはやはり、万年筆を買うときは出来るだけ、店頭で試し書きをして選びましょう、ということですね。オプティマはネット通販で安価く入手した差額が帳消しになってしまいました。

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2009年8月17日 (月)

ブルー/ブラックインクを斬る!(曙光編)

先日、プラチナのブルー/ブラックインクに硫酸第一鉄が配合されているのを「大嘘」と決め付けたことにつき、お読みくださった方々及び『趣味の文具箱』関係者の皆様にあらためて深くお詫び申し上げます

そこで、プラチナとペリカンのブルー/ブラックについて実験を行おうと思います。一応、対照実験として、モンブランとシェーファーについても行います。

実験方法は、

(1) ライフの5×3情報カードに筆記。

(2) 今回は耐光(候)性を考慮しないので、3週間程度、室内で放置。

(3) 水没させて(水洗いして)、染料成分を落とし、鉄化合物と思しき成分がどれくらい定着しているかを見る。

という手順になります。下の写真が筆記直後の状態です。

Dscn0318

なるほど、プラチナの鮮やかさが際立っていて、染料成分が多目に配合されていることが推測できます。

古典的なブルー/ブラックインクに使われる鉄化合物の溶液はだいたい透明で、そのままでは不便なので藍などの染料を配合するわけで、染料を変えれば、グリーン/ブラックインクなんてのも作ることが出来るようです。

3週間後、どんな結果が出るでしょうか…

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2009年8月15日 (土)

靖国神社

私にとって、靖国神社とは喉に刺さった小骨のような存在です。

そもそも、何故、「神社」=宗教施設でなければならないのか?

ひとたび勅が下れば否応なしに戦わねばならない武官だけを祀っているならともかく、何故、国民をミスリードして亡国の淵に追いやった、文官を含むA級戦犯まで合祀しているのか?

何故、皇族とそれ以外の人々を差別して祀っているのか?

祭神として祀るにあたって、何故、恣意的に男女を差別・選択しているのか?

死んだらみんな仏様、死者を悼む気持ちは万国共通です。しかし、何故「神様」として祀らなければならないのか?

これらの疑問に対する答えは、大江志乃夫『靖国神社』(岩波新書黄版)に詳述されているので、私ごときが知ったかぶりをして解説するのはやめておきます。

日本とは比べ物にならないほど、徹底して戦争責任の「おとしまえ」をつけたドイツですら、未だにEUの中では警戒されているのです。ましてや、首相が公式に侵略行為の責任に言及してから15年しか経っていない日本が、侵略行為の尖兵を「神様」として祀っている神社に、閣僚・国会議員が参拝していることに対して、韓国や中国から非難されるのは当然と云わねばなりますまい。

実際に戦地へ行かされた人達が、自分たちの戦いを「侵略行為」呼ばわりされるのは堪えられない、という気持ちを持つのは理解できます。

しかし、最近勇ましいことを吹いてウケている田母神某や、日本の侵略行為の歴史を「自虐史観」と称して否定する(別名:自慰史観)藤岡某といった人々は、戦地の体験どころか、B-29の轟音と降り注ぐ焼夷弾の記憶も無いのです(この記憶がある人は概ね70歳以上の筈です)。それこそ、経験や想像力に基づかない、机上の空論と云うべきものでしょう。

私は麻生太郎という人物は、評価しようがないと思っているのですが、今日、靖国神社に行かなかったことだけは、記憶に留めておいてあげよう、と思っています。

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2009年8月14日 (金)

5×3サイズジョッター比べに決着!

以前、5×3inchサイズのジョッター比べを企画しましたが、ここらで決着をつけようと思います。

まず、第1位は、ナガサワ文具センターオリジナル本革手縫いのものです。

カード支持は両短辺です。値段が\12,600(!)と高価なのがネックですが、予備カードの収納部分にマチがあって、かなりの枚数の予備カードを保持できるのが大変便利です(ライフのカードで、15枚が無理なく入ります)。また、予備カードポケット入り口の真ん中が少し凹んでトリミングされているので、予備カードを取り出しやすいです。ちょっとしたことですが、時間との勝負で次々にカキコしなければならない時は、とても有難い設計です。

第2位は、ライフの合皮製のものです。第1位とは僅差の勝負になりました。

カードが2点支持で、記入できる面積が大きい上に、次々にカードに記入していくときは機動性に富んでいますが、条件の悪い場所で立ったままカキコする際に、少し不安定感があります。ただ、全体の大きさに少し余裕があるためか、予備カードが意外にたくさん収納できます。10枚くらい入ります。記入面に厚めの芯材が入っているので、記入面が盛り上がって書きにくくなることがありません。これはポイント高いです。廉価(\1,600くらい)なのも有難いですね。

第3位は、コレクトの本革製「カードパーサー」です。

コレクトの5×3inchシステムリフィルを1冊収納できるので、私はしばらく、金銭出納帳を入れて使っていました。カード支持は片短辺と隅1点、カードをしっかり保持して、記入済みのカードを外しやすい。なかなか考えられてます。ただ、二つ折りなので、カードに書き込む際にはパカッと開かなければならないのがネックです。ほんの些細なことですが、脳に浮かんだことが消えるまでの時間は短いです。やはり、取り出して直ぐに書き込める方が良いように思います。本革ですが\3,150とこれも廉価です。

そういえば、ジョッター愛用者の皆さんは、カードを縦にして書いているでしょうか、それとも横にして書いているでしょうか?私は京大B6カードを長く使ってきたこともあって、横にして使っています。

ナガサワ文具センターのものとライフのものは、縦でも横でもあまり違和感がないと思います。尤もライフのものは裏面の型押しロゴが横方向ですけど。コレクトのカードパーサーは明らかに縦(支持短辺が下)で使うことを前提に作られているような気がします。型押しのロゴも支持短辺部分に、この方向で横書きされてますし。横にして書くときに、どちらを上にして書くべきか、かなり迷いました。結果的には、上の写真とは逆さまにして使うようになったのですが…これも評価を低くした原因です。

というわけで、ジョッター比べの結果を発表しましたが、情報を書き込んだカードをスマートに携帯する方法が見つからなくて、途方に暮れていました(これが、京大式B6カードとの訣別の理由でもありました)。

ところが!モレスキンに、ポートフォリオのミニ版みたいな、ポケットサイズのメモポケットを発見しました。大変有難いことに、このメモポケットは5×3inchの情報カードがジャストサイズで入るのです(若干窮屈かも知れませんけど)。

これで、5×3inch情報カードのシステムが整いました。

09/08/22 追記:カードパーサーに入る予備カードは10枚くらいが限度です。また、ライフのものと異なり、記入面にしっかりした芯材が入っていないので、10枚入れると記入面が盛り上がります。

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2009年8月11日 (火)

「ジャズ千夜一夜」拡大版

新譜を5枚一気買いしたので、拡大版でいきたいと思います。

▽大西順子『楽興の時』

 '90年代のスターだった彼女が、約10年の雲隠れ(?)を経て復活しました。私はブレイクする前の彼女(向井滋春クインテットの一員だった)を生で聴いているのですが、当時からカミソリの切れ味と鉈のパワーがありました。メジャーになってからも進化していって、デビューした頃に足りなかったもの-色彩感-が加わってきたなぁ、というところで雲隠れしてしまいました…
 この10年間、彼女が何をして、何を考えていたかは知る由もありませんが、プレイに一層の色彩感と深みが加わったことは確かです。
 曲目で目を引くのは、ジャズ界きっての「自由人」エリック=ドルフィーの作品が3曲も入っていることです。自由に飛翔するのだという、彼女の宣言のような気がします。

▽フレディ=ハバード『ウィズアウト・ア・ソング~ライヴ・イン・ヨーロッパ1969』

 昨年末、不遇の中で他界した彼の、未発表ライヴ盤。BlueNoteの倉庫でずっと眠っていたのが発見されたらしいのですが、これをリリースするに当たっては彼自身も大変乗り気だったようで、本人にとっても納得のいくパフォーマンスの一つだったのでしょう。
 もちろん中身は★★★★★。サックス等が入っていないワンホーン・カルテットなので、ソフトなバラッドから爆発的なアドリブソロまで、彼の素晴らしいプレイを存分に楽しめます。「史上最高」ではないかも知れないけれど「史上最強」のトランペット・ヒーローだと私は思っていますし多分、誰もが認めるところでしょう。

▽イリアーヌ=エリアス『デサフィナード』

 原題は"Eliane Elias Plays Live"。確かにラストトラックの"Desafinado"は聴きモノではありますが、いつまでもボサノバねーちゃん扱いの売り方をするのはやめて欲しいものです。と彼女自身も思っているんじゃないかなぁ。今回は1曲もヴォーカルを披露していないんだし。
 前々作の"Something For You"は、ビル=エバンスのトリビュート盤として出色の出来映えでしたが、この盤でもピアニストとしての実力を十二分に発揮して、心地良い演奏を繰り広げています。1曲目から、ファンク・ビートの"Just Friends"でちょっち吃驚。
 公私ともにパートナーであるマーク=ジョンソン(b、ビル=エバンス最後の共演者)との息もぴったり。キラキラした派手さはありませんが(意図的に抑えているのかな?)、ライヴ盤ならではの盛り上がりも楽しんでください。聴くほどに味わいが出る盤です。

▽ソフィー=ミルマン『テイク・ラヴ・イージー』

 いつもはヴォーカルをほとんど聴かない私にとって数少ない例外のヴォーカリストです。ロシア生まれカナダ育ち娘の3rdアルバム。私は2ndアルバムしか持っていなかったのですが、それと比べると声に厚みが加わったように感じます。
 1曲目の"Beautiful Love"はジャズ・ヴォーカルの教科書のような歌唱です。ジャズに興味があるけどよく分かんないという方は、是非これを聴いてください。原曲どおりに一通り歌った後で、フェイクする(原曲のメロディを崩す)/インプロヴァイズする(即興メロディを連ねる)パートでのドライヴ感は、彼女も尊敬しているであろう「女性ヴォーカリスト御三家」筆頭エラ=フィッツジェラルドをちょびっと思い起こさせてくれます。
 ポップチューンも積極的に取り上げていて、ジョニ=ミッチェル、ブルース=スプリングスティーン(!)などの曲を歌ってます。ジョニ=ミッチェルは、30年以上も前からジャズっぽいサウンドアプローチをしている人なので、もっと多くのジャズメン/ウィメンに取り上げて欲しいですね。

▽ウォーレン=ウルフ『吼えろ!黒狼』

 今時珍しい、何ともスゴイ邦題ですが、原題も"Black Wolf"です。買うまでは名前も知らなかったヴィブラフォン(ヴァイブ)奏者ですが(何故買ったんだろう?)、聴いてみると「おっ」と思わせてくれました。テンポの速い曲でも何となく余裕のある叩き方で、気持ち良いのです。
 ハービー=ハンコックの「処女航海」"Maiden Voyage"には、ヴァイブの魔術師ボビー=ハッチャーソンの名演があるのですが、この曲に挑戦したり、ヴァイブの大御所ミルト=ジャクソンの超有名曲"Bag's Groove"を演奏したりと、かなりチャレンジングです。自作曲も3曲入ってますが、なかなかの出来です。
 バックも名手マルグリュー=ミラー(pf)を初めとする腕利きを揃えて、レベルの高いパフォーマンスを披露してくれてます。これからの成長を見守っていきたいミュージシャンとして私の脳裏にレジストされました。

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2009年8月 9日 (日)

帰ってきたモンブラン146

過日、電車の中で床に落として、ペン先食い違いになったため入院していたモンブラン・マイスターシュテュック146(Le Grand)が帰ってきました。

「フルハルター」の森山さんに研いでもらった吸い付くようなタッチも、多からず少なからずのインクフローも、見事に復活して帰ってきました。

しかし。修理代+送料+代引手数料で17,000円近くふんだくられました。まあ、インクを抜いて分解洗浄(に加えてキャップ洗浄)もしてくれてはいますが、この値段は。

国産メーカー、例えばパイロットの場合、10号ニブ全損交換は大体10,000円くらいです。

まあ、曲がったペン先を寸分の狂いもなく矯正するのですから、「高度な技術を要する修理なのです」と言われればそれまでですけど。

やっぱ、机上・卓上以外は、キャップレスの独擅場にした方が良いみたいです。キャップレス・デシモが欲しいなぁ。sigh.

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えっ、眠っちゃいけないんですか?

先日、「エホバの証人」について書いたのですが、「ずっと見張っていなさい!」をググってみて、ようやく意味が分かりました。

イエス=キリストがサタンの世に裁きを下すべく、いつ現れてもいいように、ずっと霊的に覚醒していなければならない、イエスの預言が如何に成就しつつあるかを正しく理解すべく、日々の出来事を正確かつ油断なく見張っているためには、目覚めている必要がある、ということのようです。

とは云うものの、やっぱりよく分かりません。

私は睡眠障害でちょっと苦労しているので、出来れば免罪符の一番安いやつを買って、勘弁してもらいたいところです。

多くの宗教がそうですが、まず現世が穢れているという前提があって、そこからの救済の道を(千差万別に)示すんですよね。エホバの証人の場合は、その救済の過程を見逃すことなく把握して、正しく理解しましょう、ということでしょうか。

すんません、宗教学はもちろん、宗教社会学もあんまり真面目に勉強しなかったものですから(ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』も、読み易い新版を2回しか通読してないです)。

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2009年8月 8日 (土)

必ずしも誤りではないようです。(お詫び)

前回、プラチナのブルー/ブラックインクが硫酸第一鉄を使用しているというのは誤謬ではないかと、思いっ切り非難してしまいましたが、「染料成分が多く、鉄化合物の配合が少ないため、筆跡が黒変せず、滲んでしまうのではないか」とのコメントをいただきました。

私の実験方法では不十分で、実際に鉄化合物が配合され、かつ固定しているかどうかを確認するためには、筆記した紙を水没させ、染料成分を洗い流して判定しなければならないようです。

今までに「失格」の判定を下したインクのうち、ペリカンあたりもこの類かも知れません。

お読みいただいた方々をミスリードし、『趣味の文具箱 vol.14』の記事を厳密な検証なしに誤謬扱いしまして、同誌関係者の皆様には大変申し訳ありませんでした。深くお詫び申し上げます。

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それは誤りでございます。

『趣味の文具箱 vol.14』はインク関係の記事がフィーチュアされていますが、明らかな誤謬が一点あります。

p.063のプラチナのブルーブラックインクのキャプションに、書いた後で筆跡が黒変することと、硫酸第一鉄が配合されている旨が書かれていますが、これは大嘘です。

プラチナのインクについては、耐水性・耐光性のテストをしましたが失格です。数ヶ月前の日記を見返しても、筆跡は青いままですし、水を垂らせば滲みます。耐光性の比較実験はしていませんが、耐水性ならパイロット・セーラーの方が上です。

pHが異常に低い(強酸性)ので、こんなキャプションが付いたのかも知れませんが、pHが低いだけなら、ペリカンのヴァイオレットなどのカラーインク(もちろん染料インクです)も同様です。

私が確認している限りで、硫酸第一鉄やタンニン酸を使用していると思われるのは、モンブランとシェーファーだけです。シェーファーは、昔(10年以上前)ほどの耐久性は無いようですが、パイロットのように混用厳禁のような表示が無いところを見ると、配合割合は変わっているかも知れませんが、組成は以前と同様ではないでしょうか。

一番不思議なのはパイロットでして、書いた直後には既に耐水性を獲得しています。耐光性はさすがにありませんが、どんな技術を使っているのか、興味深いものがあります。

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2009年8月 6日 (木)

最後の10日間が勝負です。

私はいつも、残り10日になったところで困るまで、宿題は放置プレイでした。

多くの方が御同様かと思いますが、毎年頭の痛いのが「自由研究」というやつです。特に、私は理科系のセンスがなくて、ネタをひねりだすのに苦労していました。

そんな中で、今でも思い出深いのは、小学生のときに使った「市内の伝説史跡を調べる」というネタと、「旧○×町内の寺院を調べる」というネタです。

前者は、市の伝説集に掲載されていた故事伝説の現場を回って、お寺で秘宝を見せてもらったりしまして、今思えば民族学・民俗学或いは文化人類学の真似事のようなことをしたわけです。

後者は、昭和の大合併前の旧市街地のお寺を回って、所属宗派やお墓の数などを調べたもので、これも今思えば宗教社会学の真似事のようなことをしたことになります。

そんな自分が長じて、社会学/文化人類学を大学で専攻することになったのも、偶然ではないのかな…などと思うことがあります。

コネタマ参加中: 夏休みの宿題、先にやる派? 後にやる派?【ココログ選手権】

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2009年8月 4日 (火)

アウロラ・オプティマ入院す。

8年程前に通販で購入したアウロラ・オプティマの青(M字)。品物が届いて、わーいと箱を開けて早速試し書き。…ザランザランのペン先。

ちょうど、長原老師のペンクリニックが近傍で開催されていたので、持って行きました。

老師、ルーペでペン先をじっと見て、「わしに全部任せるか?どうじゃっ?」。お、お任せします。そして老師は念入りにグラインダーで研ぎ込んでいき、「書いてみんしゃい」。!!絶品の書き味でした。ペン先は老師の秘術、「長刀研ぎ」風になっていました。

ただ、微妙にエッジが残っていて、あまり使わなかったんです。しかし、エッジ除去くらい自分でやらねば!と一念発起し、慎重に作業したところ、文句のない仕上がりになり、よーし、一生使い込んでやるからな、とウハウハしていました。

で、先日、急な会議の際にたまたまアウロラを持っていたので、そのまま会議のメモ取りに。ところが、書くほどにインクの出が悪くなり、突如ぷつん、とインクが涸れました。

タンクにはインクがたっぷり入っています。ですから、タンクからペン芯へのインク供給が阻害されているということになります。

以前から、キャップをきっちり閉めていても、ペン先のインクが乾くのが速くて、パイロットのキャップレスにも劣る惨状だったのですが、これで理由が解りました。

ペン先ユニットの取り外しは比較的簡単に出来るようですが、もうこれはプロの手に任せるしかないので、今日の通勤帰りにお店へ持って行って、調整の取次ぎを依頼しました。帰宅はお盆過ぎになるでしょう。

首を長くして、お帰りを待っています。

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