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2009年7月

2009年7月30日 (木)

色狂い

色情狂や色基地外ではありません。

趣味の文具箱 14』に触発された訳ではないのですが、気が付いたら、インクを入れずに眠っている万年筆が結構発生してしまったので、せっかくパイロットの色彩雫シリーズも何本か購入したので、休眠万年筆をカラーインクで復活させました。

アウロラ・オプティマ=色彩雫「躑躅」

ペリカンM800赤縞=ペリカン・ターコイズ

ペリカンM805青縞=ペリカン・ヴァイオレット

パイロットカスタム742=色彩雫「紫陽花」

パイロットカスタムカエデ=色彩雫「夕焼け」

セーラープロフィット21エンペラー長刀黒軸=色彩雫「松露」

…というラインナップです。アウロラに「躑躅」を入れたのは、青軸のペンから青系のインクが出るのでは面白くないからです。

特に気に入っているのは、ペリカンM805のヴァイオレットと、エンペラー長刀の松露です。

ペリカンは芳醇なインクフローがそそります(M800赤縞は並行輸入品の出来損ないで、表示はM字ですが、実際はF字並みです)。

松露は、書いた直後は濃紺なのですが、乾いてくるとダークグリーンに変化するところが気に入っています。

保存性には無縁ですが、秘密の日記を書くのがメイン用途なので、特に気にはなりません。その日、その時間の気分でペンを替えるので、ここ2週間の日記はサイケデリック状態です。

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爆睡タイムです。

4月に転勤してから、通勤時間が倍増(45分→90分)になりました。都会ではどうということはないと思いますが、田舎に住んでいると、これはかなり痛いです。

電車に乗っている時間が1時間程あるので、本を沢山読めるのではないかと期待していたのですが、いつも激烈な睡魔に襲われて爆睡しています。汚い話ですが、よだれも結構垂らしていて、ネクタイ1本ゴミになりました。

ロングシート(別名:集団お見合いシート)の電車ですと、加減速の際のピッチングモーションでかなり疲れます。特にここ十数年の間に駅の数が増えたので、それだけピッチングモーションの回数も多くなり、疲労の増大に繋がっています。

その上、腰痛(坐骨神経痛)持ちなので、座っていても、立っていても腰が痛いのがツラいですね。

相変わらず、『失われた時を求めて』読破は遠い夢になりそうです。

コネタマ参加中: 通勤・通学電車の中では何して過ごす?

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2009年7月27日 (月)

立ったまま居眠りして夢見て寝言

昔々の少年時代、柔道の練習中のことです。先輩達が乱取りをしているときは、あぶれた1年生は周囲で「ファイトファイトォ~!」などと声を出して盛り上げます。

そんな時突然、隣に立っていた奴が「それ打て!」と叫びました。「それ」?「打て」?

寝技の時などは「そこ、押さえろ!」と声をかけることはありますが、「それ」とは言いません。

相撲では「投げを打つ」という言い方をしますが、柔道にそういう言い回しはありません。

あまりに不思議だったので、練習の後でそいつに訊いてみました。すると、

「サッカーの夢見てた。」

ははあ、つまりキミは立ったまま居眠りをして、サッカーの夢を見て、夢の中でキミのチームはゴール前のチャンスだったわけだ。で、DFのキミは、こぼれ球に働きかけたFWに「それ打て!」というわけか。

それまでも、その後も、立ったまま居眠りをして、夢を見て、寝言を言う、こんな器用な奴に出会ったことはありません…

コネタマ参加中: あなたが聞いた・聞かれた楽しい寝言を教えて!

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ずっと見張っていなさい!

昨日の夕方、電車の中でのことですが、胸に「ずっと見張っていなさい!」と印字された名札を着けている人達(ほとんどが女性)がわらわらと乗ってきました。

一体何のこっちゃと思い、座っている自分の前に立った人の名札をそっと盗み見ると、「エホバの証人云々」と書いてありました。近くで教団の集会でもあったのでしょうか。

「ずっと見張っていなさい」というのは多分、聖書の中にある言葉だと思いますが、無宗教な私はついつい、ジミ=ヘンドリックスの"All Along The Watchtower"「見張り塔からずっと」を思い出してしまいました。

作者は確か、ボブ=ディランだったと思いますが、ジミヘンが取り上げて以来、ロック系の人もよくカバーするようになって、個人的にはデイヴ=メイスンのライヴ盤のが一番好きです。

閑話休題。

それにしても、「ずっと見張っていなさい!」って、一体何を見張るのか、聖書に縁が無い私にはさっぱり解りません。

エホバの証人というと、子どもの輸血拒否なんかで有名ですが、マックス=ヴェーバーも云っているように、教団Sekteというものは、迫害されればされるほど、組織の結束が強まるものです。

もちろん、迫害・弾圧する側が教団の殲滅を期して攻撃する場合は別です。戦前の大本教やひとのみち教団に対する弾圧は、文明国の官憲のやったこととは到底思えないほど凄まじいものがあったといいます。(参考:大江志乃夫『靖国神社』岩波新書)

先日、改正臓器移植法が成立し、子どもの命は親のものということになってしまいましたが、そうなると、エホバの証人の信者が子どもへの輸血拒否をするのも正統性が認められる、ロジックから云えばそういうことになりますね。

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2009年7月26日 (日)

ラヴィ=コルトレーン

未だに婚活から脱却できない私。今日は2ヶ月に1回のカウンセリングの日で、会員になっている婚活業者さんの支社に行ってきました。

で、カウンセラーのSさんから、ちょっと面白い話を聞きました。あのジョン=コルトレーンの息子、ラヴィ=コルトレーンとお知り合いだったというのです。

彼が学生だった頃といいますから、随分前のことですね。駅で迷っている彼に声をかけて助けてあげたのがきっかけで知り合いになったとか。Sさんのお友達も交えて居酒屋で飲み会やったりしたそうです。

彼は「3年後にはプロになって戻ってくる」と言って、カリフォルニアに帰ったそうで、その時に住所も教えてくれたのですが、Sさんが出した手紙は全部、オッカサンのアリスが破り捨てていたそうで(コワイな~)…

んで、数年後、ラヴィはエルヴィン=ジョーンズ・ジャズマシーンの一員として来日し、Sさんも赤坂のブルーノートへ足を運んだとの由。

意外なところで意外な話を聞いたわけですが、ミュージシャンとしてのラヴィについては、ちょっと論評し難いですねえ。ただ、おとっつあんと違って、味のあるフルートを吹いてくれるのはアドヴァンテージ。

後見人のエルヴィンも亡くなった今、彼は何をしているのでしょうか…

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2009年7月21日 (火)

海を感じるピアノ

今日、いやもう昨日ですか、「海の日」だったんですね。海とピアノというと、クラシックファンの方はドビュッシーを想起されるでしょうか。

ジャズの世界で「海」と云えば、やっぱりこれハービー=ハンコックの『処女航海』'Maiden Voyage'ですね。個々の曲の出来が素晴らしいので、あまり語られないように思いますが、トータルコンセプチュアルアルバムとしても素晴らしいものがあります。高度な技が駆使されているにもかかわらず、とても聴き易いので、ジャズを初めて聴く方にもオススメです。

ただ、ピアノ単体で海を感じさせるかというと、ちょい疑問ですね。そこは、ピアニストというよりトータルサウンドクリエイターとしてのハービー=ハンコックの資質なのでしょう。

いつだったか、行き着けの店へ入ったら、すごーくスローテンポの"Summertime"がソロピアノで流れていました。どちらかというと、暗い海を連想させる、日本海の荒波のような弾き方で、とても前衛的に聴こえたものですから、「これ、セシル=テイラー?」と訊いたら、「ばかいえ。エリントンだ」と"親父さん"に叱られてしまいました。もう一度聴きたいのですが、エリントンのどのアルバムに収録されているかを確認しなかったのは失敗でした。

"Summertime"は数多のジャズメンが演奏しているので、これがベストプレイ!と特定するのはなかなか難しいのですが、同じく「海」を感じさせるというところで、ジョン=コルトレーンの『マイ・フェイバリット・シングス』'My Favorite Things'の3トラック目の"Summertime"におけるマッコイ=タイナーのピアノが好きです。彼の強力な左手はまるで、岩場に砕け散る波のようで、繊細な右手は水平線の向こうまで連れて行ってくれそうです。

エリントンのピアノが前衛的に聴こえたと書きましたが、私の知るジャズピアニストの中で最も海のイメージに近いのは、前衛ピアノの巨匠である(山下洋輔の師匠みたいな存在である)セシル=テイラーです。比較的初期の『ザ ワールド オブ セシル・テイラー』'The World of Cecil Taylor'なら多少抵抗は少ないでしょうか。

エリントン以下3名のピアノに共通しているのは、弾き方がパーカッシヴ打楽器的という点ですね。偶然ではないと思います。ピアノを前にしたアフロ=アメリカンが、その原点に回帰すべく、敢えて打楽器的な奏法を前面に出した…その結果が、海を感じるピアノなのだと思います。

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2009年7月18日 (土)

ジャーナリストとしてのニュースキャスター

W.クロンカイトが亡くなった。私は彼の"Evening News"を視たことなどないのであるが、ジャーナリストたるニュースキャスターの、一つの範型として刷り込まれている。視たこともないのに、"That's the way it is..."の名台詞を知っているくらいだから、彼の現役時代、アメリカにおけるニュースキャスター或いはジャーナリストとしての影響力が絶大だったであろうことは容易に想像できる。

私にとって、ニュースキャスターの原型とは、TBS系「ニュースコープ」の古谷綱正と入江徳郎である(歳がバレる(^^;)。夕方6時半の晩飯時、テレビにはいつも彼らの顔が映っていた。二人とも筋金入りのジャーナリストである(ということは子どもの頃は知らなかったのであるが)。今思えば不思議なことであるが、古谷綱正は毎日新聞出身だからTBS系の番組に出るのは判るが、入江徳郎は朝日新聞出身、それも朝日の「顔」である天声人語の人語子であった人だ。彼のジャーナリストとしての存在感はそれだけ大きく、また、「ニュースコープ」の作り手もジャーナリストとしてのニュースキャスターというものを強く意識していたのであろう。

もう少し物心付いてから、ニュースキャスターの範型として記憶しているのは、テレ朝系「こちらデスク」の筑紫哲也である。私にとっては、同じ朝日の本多勝一と並んで、ジャーナリストというものを意識させてくれた存在であり、最も多感な時期に『朝日ジャーナル』の編集長として楽しませてくれ、後年のTBS系「NEWS 23」も番組のスタートから彼の降板までずっと視続けていたので、何となく「付き合い」の長い先輩のような存在だ。批判精神を示し続けた人であり、反批判も決して少なくなかったが、それこそがジャーナリストの存在意義ではないかと感じさせてくれる人であった。

みんな故人である。ジャーナリストとしてのニュースキャスターという存在が日本では絶滅危惧種であるように思う。現在このカテゴリーに含まれる人で現役活動中なのは、辛うじて木村太郎くらいか。ただ、彼もコメンテーターのような位置付けで出演しているので、もしかしたら、本当に絶滅してしまったのかも知れない。もしそうであるなら、日本のマスメディアにとって不幸なことである。

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2009年7月16日 (木)

狂四郎の四畳半サウンド

「ジャズ千夜一夜」と称してエラそうなことを書き飛ばしていますが、自宅では四畳半サウンドです。

四畳半といっても、窓は二重窓で音が隣近所に漏れる心配はありませんので、かなりの音量で聴いています。

どうせ四畳半なのでアンプにはお金をかけていませんが、アナログLPのCD化が出来るように、CDプレーヤーはCD-R付きの3連奏です。

肝心のスピーカーですが、アンプが2系統切替可能なので、2セット置いてあります。一つはJBLの4312M、つまり名機4312のクォーター版です。もう一つはBOSEの111AD(101MMの改良型)です。

古い録音、あるいは新作でもゴリゴリした「いかにもメインストリーム」という盤は、JBLを多用しています。多分、ルディ=ヴァン=ゲルダーなんかはJBLあたりで再生した音を想定して録音していたに違いないので、往年のBlueNote盤なんかは絶対にこっちです。

逆に、新しい録音や、シンバルの音をきれいに聴きたい盤は、BOSEに切り替えます。シンバルなどの音はこちらの方が生々しいです。ただ若干不満なのは、101MMよりは良いと思うのですが、低温が物足りません。かなりヴォリュームを上げるか、アンプ側でLOUDNESSをOnにすると、だいぶマシになりますけど、低音に限って云えば、同じBOSEのウェーブミュージックシステムの方が迫力あります。

最近、JBLの4312MはMk.2に進化して、音もだいぶ違うという話ですので、買い替えたいと思いつつ、先立つものが…

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2009年7月15日 (水)

クールビズは役人と議員の言い訳

お役所にだけはすっかり定着した男性のクールビズなる習慣。でも、私にはちぐはぐな点が気になって仕方ありません。

上着を脱ぐところまでは良いとして、その先です。まず、シャツを半袖にするのが先決だと思うのですが、何故かネクタイを外す方が先になってます。そのくせ、シャツは長袖のまま。それも、ネクタイをしなくても格好がつくからと、ドゥエ・ボットニーニ(ハイカラーで襟元のボタンがダブル)。ネクタイをしなくてよいなら、日本の夏が事実上亜熱帯であることを考えれば、開襟シャツも解禁(意図的駄洒落に非ず)すべきだと思うのですが、どういうわけか、逆行してハイカラーというのは解せません。

中には、フォーマルな場所へ出るからと、上着無しでは入れないカジノじゃあるまいに、ノーネクタイで上着を着ている人もいます。私から見ると、ネクタイこそが最後の砦です。どんな場所にもドレスコードというものがあって、平日にネクタイなしでOKなのは、帰宅後だけです。

以前、ある支店に勤務していたとき、支店長に再開発ビルの起工式への招待があったのですが、支店長に先約があったため、次長に行ってもらうことにしました。で、次長が「ネクタイしていった方がいいかなぁ」と云うので、「きっと、地元の商店主の人達は正装で来ますよ。ネクタイとダークスーツが無難でしょう。もしネクタイなしでOKな雰囲気なら、外してしまえばよいのです」と進言しました。

私の危惧は当たりました。起工式の当日、ノーネクタイだったのは地元の市長(政令指定都市!)だけだったそうです。

静岡県の職員である友人(男性)は、職場内ではノーネクタイですが、外出するときは必ずネクタイをしていくそうです。曰く「あんなの(クールビズ)、役所の言い訳だ」。

ついでに得た情報ですが、静岡県の川勝新知事は、ここ数日の間、外部の人と会う際には、ネクタイ着用で紺ブレに茶系パンツといういでたちだったようです。一般的ビジネスマンのイメージを前提にすると、「え?」とうい感じもしますが、ノーネクタイでスーツを着るより、余程スマートだと思います。ブレザーは略礼装でもありますし。

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2009年7月14日 (火)

狂四郎、モンブランを落とす。

電車の中で、一張羅(?)のモンブラン マイスターシュテュック146(Le Grand)を、キャップを外した状態で落としてしまいました。まだ、これが税抜き5万円台で買えた時代に買った品物で(今は7万円出さないと買えません)、国内随一のチューナーである「フルハルター」の森山さんに研いでいただいたものです。

最初のうちは、まあ、壊れてはいないな、と思っていたのですが、明らかにインクの出が良くなり過ぎ、滑りもぎこちない。ペンポイントをよーく見ると、左右でズレているようです。14金だからこの程度で済んでいますが、18金だったら曲がっていたかも。

ペンクリニックに持っていく手もありますが、やはり正規の修理をしてもらう方が良いと思い、モンブランのサイトを見てみました…

基本的に、サービスセンターへ送りつけるのが最も手っ取り早いであろうことは、国内メーカーと同じですが…送りつけて診てもらうだけで料金が発生、更に修理の態様によって修理代金がかかると。

はぁ~、外資系。昔、IBMのノートパソコンを修理に出したら、見積10何万と云われ、修理を断念したものの、診てもらうだけで12K円ほど取られたことを思い出しました。

仕方がありません。つい格好つけてモンブランを取り出した自分が悪いのです。いつもは、ペンケースの中でもツンとおすましさんで、自分でも何となく敬遠していましたが、いざまともに使えなくなると、やはりラインナップの大切な一員だと分かりました。

修理に出すことになったら、じっと我慢して待ってるからね。帰って来たら、ブルー/ブラックのインクを入れて、使い込んであげるからね。

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2009年7月 8日 (水)

ステープラー(ホッチキス)戦争

仕事で、比較的厚い書類を綴じることが多いので、職場には自腹で4種類(!)のステープラーを持ち込んでいます。

『ステーショナリーマガジン vol.005』と見ますと、現在のトレンドは「厚綴じ」と「軽綴じ」のようですね。もう、フラットクリンチは当たり前、JIS規格外の「ステープラ用つづり針」(というのがJISでの正式名称)まで投入している状況です。

フラットクリンチが発売された頃は敬遠していました。10号針のステープラーならコピー用紙をだいたい20枚綴じられるのですが、初期のフラットクリンチでは15枚くらいが限度でした。

ところが今は、マックスが発売しているものですと、26枚まで綴じられるとの触れ込みで、実用上も触れ込みどおりでした。なので、最近やっとフラットクリンチのステープラーを常用するようになりました。

マックスは厚綴じ指向のようで、JIS規格外の11号針を開発して、10号針の「倍も」40枚綴じられる「Vaimo 11」や、事実上35号針専用のものまで揃っています。実際に使ってみると、Vaimo11も開発には手間暇お金をかけたのでしょうけど、40枚綴じではやはり、35号針の方が安定しています。

一方の雄プラスは軽綴じ指向のようで、10号から3号Uまで「かるヒット」シリーズをラインナップしています。どうしてもリンク部品の点数が多くなるので、コスト的にはしんどいと思いますが、体重をかけて「ガッシャン」という光景と縁がなくなったのは良いです。

ちなみに、JISのステープラ用つづり針は3種類しかありません。お馴染みの10号、大型の3号(針足6mm)、3号U(針足10mm)です。これら以外はメーカー独自規格ということになります。

ちなみに私が職場に持ち込んでいるのは、マックスの10号(26枚綴じ)、同じくVaimo 11、同じく35号針のもの、とどめにプラスの「かるヒット60」(3号U)です。さすがに3号Uのステープラーを持ち込んだときは反響が大きく、「んもう、狂四郎さんたら文具フェチ」の称号を賜りました(笑)。

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2009年7月 6日 (月)

激闘、77ゲーム

先刻、ウィンブルドンの男子単決勝が終わったところです。フルセットまで縺れ込んで、トータル77ゲーム。トップアスリートの集中力、瞬発力、持久力を存分に見せつけた好ゲームでした。

フェデラーも、ロディックの高速サーブに手を焼くだろうと思っていました。実際、双方ともにブレイクのチャンスはなかなか訪れませんでした。終わってみれば、ロディックのサーブポイントが30そこそこだったのに対して、フェデラーのサーブポイントは50以上。フェデラーの集中力の程がよく分かるスタッツです。

勝負の綾は、第5セット第17ゲームではなかったかと思います。フェデラーのサービスゲームでしたが、ロディックに押しまくられて15-40と追い詰められます。しかし、ここからが場数を踏んだ男の真骨頂。ファーストサーブが連続して決まり、フェデラーがキープ。ここから再び、キープ合戦が再開され、長期消耗戦にハマっていったのでした…

ゲームとは関係ありませんが、ウィンブルドンの良いところは、往年のチャンプを招待していることですね。今日も、古くはロドニー=レーバー(狭義の「グランド・スラム」=1シーズンに4大会総なめを2度達成)から、イアン=ナスターゼ、ボルグ、マッケンロー、サンプラス…と懐かしい顔が並んでいます。個人球技故のことかも知れませんが、他のメジャースポーツにも取り入れて欲しい、ウィンブルドンの美徳です。国立競技場や秩父宮ラグビー場には是非、キャップホルダーの招待席を設けるべきです。

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2009年7月 5日 (日)

大学の先生ですか…

先程、静岡県職員の友人からメールが来て、「助かったぁ」との由。静岡県知事選挙は川勝平太氏が当選確実とのこと。友人が「助かったぁ」と言ったのは、対抗馬の坂本由紀子氏が知事になったら、福祉・医療関係のセクションには苛烈なプレッシャーがかかって、地獄を見たに違いない、という意味です。

開票率96%の時点で差は1万票そこそこですから、猛烈な鍔迫り合いだったわけです。私は坂本氏が有利かな、と思っていました。地元出身ですし、石川嘉延前知事の子分として副知事を務めたこともありますし、先日までは地元選出の参議院議員。副知事時代は、ことに児童福祉、というより「子育て支援」に関心が強くて、当時の担当セクションの職員は地獄を見たようです。

それに比べると、川勝氏は知名度で不利、出身地は明らかにしていませんが静岡県以外でしょう。出馬表明も遅かったし。その上、民主党は推薦候補の一本化に失敗して、民主支持層や無党派層の票が割れる危険もありました。

事実、川勝氏は70万票余りを獲得しましたが、候補者一本化に抗して政党推薦無しで立候補した海野徹氏には30万票余りが入りました。

ちなみに、静岡県、というか石川嘉延前知事は「富国有徳」をキャッチフレーズにしていましたが、元ネタは川勝氏の著書『富国有徳論』に違いなく、ある意味では彼も前知事の子分(或いは師匠?)の一人と云えないこともないのですが。

坂本氏が立候補表明したときは、「今までは大型プロジェクト偏重だったが、これからは福祉や教育に力を入れるべし」云々と、前知事のアンチテーゼとして出馬するかの如きコメントをしていました。静岡県は、福祉・教育についてはお金のかけ方が貧弱で、47都道府県のランキングでは確か30位台だったと思います。「富国有徳」が泣くというものです。

しかし、推薦政党のしがらみからか、石川前知事は坂本氏の応援演説をして回ったようですね。これは意外にマイナス要因だったかも知れません。石川政権約16年の垢を落とす選挙なのに、その垢を溜めた当人が応援演説に来るのでは、"Change!"を求める有権者には印象が悪かったのではないかと。

さあて、都議選とともに勝負を賭けた選挙で、自公連合は一敗地にまみれてしまいました。川勝vs坂本の結果だけ見れば惜敗ですが、海野票をカウントすると、反自公票という観点からは完敗。これからの展開が楽しみです。

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2009年7月 3日 (金)

狂四郎、万年筆の「エッジ」とりに挑戦す

私が使っている万年筆の中には、「ざらりん」としたタッチのものが2,3本あります。その主因はペンポイントの「エッジ」(研ぎ残し?)であることを以前、パイロットのペンクリニックで教えていただきました。

本格的に研ぐなどということは恐ろしくて出来ませんが、森"たこ吉"さんの著書を参考に、いつもスリット掃除に使っている10000番のラッピングフィルム(多分ポリプロピレンフィルムに微粒子の研磨材を塗布したもの)を使って、エッジ除去を試してみました。

私の場合、筆記時の姿勢(机に座っているとき、文机に向かっているとき、布団の上で腹ばいに寝転んでいるとき)によって筆記角度が異なる、質の悪い使い手です。なので、ペンをかなり寝かせた状態でペンポイントをフィルムに当てて、徐々に角度を立てながら手前に引き寄せていきます。書くときにペンを捻る癖もあるので、少しだけ左右に捻った状態で、同じようにフィルムの上を滑らせます。而して、その結果は…

おお、2回ほど調整してもらっても、何となく「ざらりん」としていたパイロット カスタム845(F)が、「するりん」というタッチになりました!

音も無く滑らかというわけにはいきませんが、大袈裟ですけど「再生」と云ってもいいでしょう。何しろ、高価なものだけに、死蔵寸前だったのが日常使いに耐えられる使い勝手になったのは嬉しい限りです。

自分が使う道具を、自分好みに仕込む悦び、これに勝るものはありません。

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2009年7月 1日 (水)

デヴィッド=ダッカムを知っていますか?

ベッカムの間違いではありません。

1970年代前半、20世紀に入ってから常に南半球優位だったラグビーが、束の間の北半球(というか英4国、もっと極論すればウェールズ)優位になった時代でした。

イングランドに出現した(当時としては)超大型エースウィング。身長は公称185cmだったそうですから、現代のラグビー界でも決して見劣りすることはないでしょう。ただ、当時は現在一般的なマッチョ体型のプレイヤーはいませんでしたが。

プレイヤーとしての経歴や人となりは知りません。ただ、伝説となっている1973年1月のバーバリアンズvsオールブラックスのビデオで見たことがあるだけです。

このゲームでは、自陣ゴール前のフィル=ベネットのワンステップから始まり、延々とボールを繋いでガレス=エドワーズがキメたトライと、"J.P.R."ウィリアムズの独走トライが、よく知られていて、ダッカムの活躍に触れた論評等は、私の拙い情報網では見たことがありません。

実際、このゲームでダッカムのトライは無かったのですが、密集サイドに走り込んでボールを受けると、相手プレイヤーを抜いていく、というより、二人三人とタックラーが襲い掛かろうとするのですが、一発でタックラーをみんなピッチに転がしてしまう、稲妻のようなステップワークが強烈な印象をもって脳裏に叩き込まれています。

大西ジャパンが食らい付いた、1971年のイングランドXVには、ブリティッシュライオンズの遠征に参加していたため残念ながら来日メンバーに名を連ねていませんけど、藤原優さんは、ダッカムのプレイが大好きだったと聞いたことがあります。

ラグビーフットボールをプレイすることが、(日本の企業アマ以外は)何の腹の足しにもならなかった牧歌の時代の伝説です。

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