2023年5月23日 (火)

お相撲好き❤️とりあえず

私、1年近く、更新していなかったのねぇ…

目下、大相撲本場所のさなか。八百長はあるのが普通、それが本質、などと言われつつ、NHKのほぼ独占コンテンツでもあり、民放TV番組を視ることが少ない私には、2か月に1回の祝祭空間。ただし、日本相撲協会が公益認定されているのは異様。公益認定がないと「国技」館は没収される可能性があるとか。先々代の春日野親方には申し訳ないですが、没収されてよし(借り賃払えるでしょ)。

さて、今場所も既に後半。帰ってきた照ノ富士、8連勝で勝ち越しを決めたところが、9日目で明生に金星配給。前半の翔猿、宇良、錦木と嫌らしい人達(すごいな(゜゜;)この3連戦)に取りこぼさなかったので、これはと思いましたが、明生は立合いで当たり勝ち、徹底的に動き回って、照は明らかについていけなかった…

負け越し続きで、だいぶ下まで落ちた御嶽海。大好きとまでは言えないのですが、木曽の出なので応援しています。ここまで落ちれば、気楽に相撲を取れるかなと思っていたところ、ここまで3敗に抑えて、久しぶりに勝ち越せるかしら。9日目は宇良(花の平成4年度組同士ね)に立合いの当たりを正面から受け止められて、これはマズいと一瞬思いましたが、宇良が引いたところにつけ込めた。前日(8日目)は、真っ直ぐ当たればよいものを、立合いに左変化、そこを阿武咲に対応され(恐らく見切られていた上に、変化のモーションが大きい割に回り込む角度が足りなかったのでは)、自分の体が崩れたところに渡し込みを喰らう自爆…翌日に尾を引かなかったのは幸いでした。

御嶽海と同じく大関陥落組の高安は、大関リトライはさておき、優勝未経験で、勝ち星を伸ばした場所で優勝への執念を感じさせることがあるのに対して、御嶽海は優勝3回、モチベーション又はインセンティブがちょっと足りないのでしょうか。

御嶽海も貴景勝も、叩き落としや突き落としを狙って、苦し紛れに引くと典型的な自滅コース。失礼ながら、さほど器用な相撲は取れないのですから、小細工なしの前進あるのみで良いと思うのですが、ああ、貴景勝の9日目は、錦木にがっちり組み止められ、抵抗の術なく真っ直ぐ後退→押し出し。生命線の立合いで優位を作れないときは、突き押し(のみ)相撲の限界というべきか…

そういえば、金星の明生にしても、前日に御嶽海を沈めた阿武咲にしても、平幕中位に甘んじる実力・実績ではないと思うのですが。滞留気味の関脇・小結、誰か早く大関に上がって、席を空けておあげよ。

前日(8日目)は、NHKの人気番組『大相撲どすこい研』の出張、MC今田耕司がゲストで、立合いのスピードと当たりの衝撃力を数値で見せる良い趣向。正面解説にも理屈の多い白鵬(宮城野親方)を配して万全。「理屈が多い」というのは貶している訳ではないです。引退からあまり時間も経っていないから、現役連との対戦経験も貯金になっていますし、元々口がよく回る人なので、解説は面白いです。それにしても、衝撃力は400kgf近いのねえ。運動エネルギーは(1/2)mv^2ですから、軽量力士でもスピードを上げれば立合い負けしない理屈ですが、言うは易し行うは難し。なるほど、よく言われるように、15日間ガチンコでは壊れるのも無理はないと改めて思いました。

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2022年7月17日 (日)

国葬など以ての外の沙汰

安倍晋三氏について、国葬儀を執り行うなど、以ての外です。

税金の無駄遣いであることは言うに及ばず。内政外交とも顕著な功績があったなどとは、片腹痛い。

内政面では、経済的にも政治的にも国民の分断を大いに煽り続け、社会的な統合は弛緩してしまった。アベノミクスとかなんとか言う経済政策は、結局のところ大企業の懐が潤っただけで、超低金利政策は出口戦略がなかったために、今になって重い足枷になっていることは明白。

外交に至っては、地球儀を俯瞰するとか訳分からんことを言って、太平洋の水平線しか見ていなかった。その割に、トランプにもプーチンにも対等に扱われず、少なからず国益を損ねた。好きな相手、相性の良い相手とは、誰だって付き合うのは楽。好きではない相手、相口の悪い相手とどう付き合うかが腕の見せ所だろうに、韓国や中国とは関係を疎遠にしてしまった。「外交の安倍」なんぞ、ちゃんちゃらおかしい。

何より、憲政への貢献ということで見れば、どうしようもない程の議会軽視の姿勢が露骨だった点で、貢献どころか、憲政の冒涜と言っても過言ではない。虚偽答弁の回数が百何回などとカウントされた総理大臣がかつていたであろうか。嘘つきは泥棒の始まり。

安倍時代の数々の不祥事件を、国葬で葬ってしまいたいのでしょうね。冗談ではない。ダークサイドに光を当てるのは、これからだ。

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2022年7月 9日 (土)

因果

国民の分断を煽り、嘘で塗り固めた国会答弁を繰り返し、自らに尻尾を振る犬だけを特別扱いし、民主主義に対する冒涜を繰り返してきた人間が、「民主主義に対する冒涜」により命を落とすとは、因果なもの。

言論には言論でとか、言論を暴力で封殺とか言われるけど、御本人は、自らの非を鳴らす言論に対しては一貫して、権勢を振りかざして弾圧・抑圧で臨んできた訳で、空々しい。

憲政史上最長の総理大臣在任とは、憲政史上最も長く害毒を流し続けたという意味ではないのか。

「光」あれば「影」あり、影の部分、功罪の「罪」の部分が、埋没しないことを祈るばかり。冷静とは、そういうことだろう。

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2021年5月 8日 (土)

バカの巣

あー、息苦しいですね。文字どおり。コロコロコロナ。

それにしても、馬鹿はやはり馬鹿だということを露呈。「人流は減っている。効果は上がっている」。これだけで、この国の内閣総理大臣の馬鹿ぶりがわかるというものです。

人流を減らすことは、目的ではなく手段であるということも分からないのか。陽性者や死者が減って、初めて効果が上がったと言えるだろうに。少しばかり人流が減っても、陽性者や死者は、やはりと言うべきか増えまくっている訳で、全然効果は上がっていないと言わざるを得ません。変異株は、もう別のヴィルスと思わなければならないのでしょうね。

緊急事態宣言が延長・範囲拡大されても、経済「界」重視(経済重視、ではない)で対策を緩めるのでは、何のための宣言かということになります。中小事業者が圧倒的に多いであろう飲食店を標的にするあざとさ。感染防止の「キモ」と言われていますし、クラスターも飲食店由来が多いのでしょうが、飲食店だけか?という当然の疑念は湧きます。

そして、オリパラ。この状況でやろうってのかな?まあ、この状況でなくても、オリパラを誘致したこと自体がおかしいとは思っていますが、「アスリート」を一種の人質にして、強行を図ろうとするあざとさ・愚かさ。そんな中で、現役では新谷仁美選手の発言が的を射ているように思います。アスリートだけ五輪選手だけというのはおかしい、どの命も平等に扱われるべきだ。アスリートである前に社会人だという自覚があるのでしょうね。もちろん、他の選手達が非常識だと非を鳴らすつもりではないのですが、世界へチャレンジする機会を奪われる悲哀ばかりに注目する論調が気に入りません。

神経がささくれ立つようなことが多い毎日ですが、とにかく、確信犯的馬鹿に踏みつけられるのは、まっぴらごめんということです。

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2021年4月 5日 (月)

やっぱりビートルズが好き。

3月までの1年間、NHK-FMで「ディスカバー・ビートルズ」って番組が、毎週日曜の夜に放送されていました。ディスカバー・シリーズの第2弾ですね。残念ながら、全回聴くことは叶わなかったのですが…

杉真理さんが第1〜3週、和田唱さんが第4週を担当して、ビートルズを深掘りしてくれるという贅沢。ビートルズ好きも二度惚れ間違いなし!の良い企画でした。先週の最終回は、4時間企画でメロメロの幸せやったし。

私の洋楽体験のルーツは多分、父親が聴いていたカーペンターズとサイモン&ガーファンクル。でも、自覚的に選択して聴き始めたのはビートルズです。まあ、友人の影響という、ありがちなフィルターはかかっていましたが。

それ以来ですよ。バンドを見れば、まずベーシストを確認。もち、大好きなポールがベーシストやから。ソングライターとしても、4人の中ではポールがいっちゃん好き。ポップ・ミュージック史上稀代のメロディメーカー。実はギターも上手い。ベーシストなのは、他にベースを弾ける人がいないから。

でもねぇ、カリスマ性となると、ジョンに一歩譲る。宗教的カリスマ性となると、ジョージにも(苦笑)。

リンゴのドラミング、フロントに負けないよう、細部まで気を利かせて、工夫てんこ盛り。あの緩めのスネアがたまりません。

アナログ盤でオリジナルアルバムはほぼ聴き込んだけど、CDで揃えようかなぁ…欲望。

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2020年12月11日 (金)

狂気。

GoToトラベルならぬ、GoTo trouble。マスク1枚を頼りに、国中を動き回れ(そして、ウィルスをバラまけ)ってんだから、正気の沙汰ではありません。

感染研なり大学なりで、ウィルスのゲノム解析もやっているんでしょうが、情報が流れてこない。余程、トラブルメーカーに都合の悪い結果が出ているのでしょう。どなたの発言か忘れましたが、北海道を襲ったウィルスは、GoToトラブル以前と以後とで、遺伝子配列がだいぶ違うとか。つまり、GoToトラブルでホットスポット=東京近辺から持ち込まれたということ。

ガースーで〜すとかニヤけて、ニコ生出てる場合ではあるまい。「危機感を持って」と言えば、「感」だけなのだなと思いますし、「注視する」と言えば、見ているだけなのだなと思います。

アタマおかしいんじゃないの!?


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2020年5月21日 (木)

賭博は刑法犯です。

相変わらず、NHKですねぇ。

黒川検事長訓告→辞任のニュース。「外出自粛週間にもかかわらず、麻雀を…」という言い回しで伝えていますが、金銭を賭けての麻雀は刑法犯です。外出自粛云々とは無関係に、問題です。殊更に外出自粛週間中であったことを強調するのは、犯罪行為であったことを蔽い隠す効果を狙っていると見られても仕方ありませんねぇ。

それから、「訓告」というのも甘いです。訓告は、懲戒処分ではありませんから。刑法犯に対する「処分」としては、軽過ぎるでしょう。

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2020年5月10日 (日)

おかしいことばっかり

どさくさ紛れの誹りは免れまいて。

こんな時に、検察庁法改悪や、種苗法改悪を、例の得意技、一括法案で上程するってなんだかなあ。

無理筋の「法令解釈変更」を恒久化するとか、米国の農業メジャーに「寄り添った」制度とか、国民の方を見ない政治(政府と議会)も極まれり。

どさくさ紛れでやりたいからか、委員会に法相を呼ばないとか、中身だけでなく、プロセスも手荒。

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2020年4月 7日 (火)

気持ち悪い。

いやぁ、気持ち悪いこと。まるで、宣戦布告の演説。安倍首相の「記者会見」。

政府が、行政府が何をやるかの中身はスコスコで、国民各層の努力を称揚するばかり。愛国婦人会があれをしている、在郷軍人会が何をしている、産業報国会がこれをしている…としか聞こえませんでした。

酔っている。一言で表現すれば、これに尽きます。緊急事態宣言なるものを出す快感に酔っている。

イメージほどには強制力のある措置はとれないという見方もありますが、それが却って都合が良かったのでしょう。強制力のある措置が多いとなると、補償の問題が出ますから。マトモな金の出し方をする気はないけど、格好はつけられる。これが、今回の緊急事態宣言の本質であるように思います。

そして、この程度の実効性しかない緊急事態宣言ではなく、もっと強力な措置をとることができる制度を。それは、行政府からの要求だけでなく、愚かな国民からも声が上がるでしょう。その時こそ、ナチスの手口が実行されることになると思うのです。

米国は連邦制をとっていて、連邦政府の権限は大きくないようにも思われますが、今回の騒動の下では、大統領が民間企業に対して、特定の物資の生産命令を出しました。こと、戦争をするに当たっては、連邦政府は強い。この国の本質は戦争の親玉だということを露呈した形ですが、我が国の内閣総理大臣も戦争の親玉になりたいクチであることは折々にチラ見せしている訳で、今回の騒動に乗じてか、騒動が収まった後の安堵感につけ込んでか、いずれにせよ、どんな技を繰り出してくるか、よくよく注意しなければなりますまい。


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2019年10月28日 (月)

もうすぐ終わり

ラグビーワールドカップも、もうすぐ終わり。諸事情により、大半の試合をTV観戦出来てしまった身としては、たっぷり楽しませてもらった祝祭が終わるのかと思うと、それなりの感慨があります。

ジャパンが目標というか公約を達成することができたのは何よりのことでした。どうしても、24年前を思い出してしまうので。

24年前、1995年(年度)は本当にひどいシーズンでした。もちろん、NZを相手に145点を献上したのが一番コタえた訳で、前回RWCで南アフリカに勝った後で、当時現役ジャパンだった大野均が「あのゲームは日本のラグビーにとって非常に大きかったことで、今回それを払拭できたのではないか」と述べていたのを思い出します。
このシーズンは史上希に見る悪質なラフプレー事件もありました。確か、いわゆる日本選手権(サントリーvs明治大)で、ボールと全く関係の無い場所で、横たわっている相手チームプレイヤーの膝にスタンピング、被害者は靱帯損傷の大怪我。あのアメフト日大の事件と比べて、全く異質かつ悪質だったのに、加害者は1か月出場停止くらいの処分で済んだと記憶しています。

ラフプレーはさておき、今回のジャパンはティア1のチームを二つ撃破して見せたのですから、「145」も、ギネスブックから消すことは出来ませんが、人々の記憶からは消えてもいいでしょう。

個人的には、就任当初のジョセフHCが提唱したキッキング-ゲームが全く気に入らなかったので、期待していなかったのです。とにかく、変な負け方はしないでほしい、それだけが願いでした。
それが何と、プール全勝。キックを極力蹴らずに勝ったゲームもあり、結果的に引き出しが増えたんだなとも思います。

しかし、と考えてしまう私。
どのゲームだったか、ガーディアン紙か何かで、「オールブラックスが、ジャパンのジャージーを着てプレイしているようだった」と言われていたようですが、ちょっと、なぁと思ってしまいます。これは「称賛」なのだろうか?
私は、皮肉だと感じます、この記事。勝ったのはエラい、でも、ジャパンのオリジナリティが見られなかった、ミニ・オールブラックスという意味ではないか、と。
ジャパンのオリジナリティ。例えば、パス攻撃主体のランニング・ラグビーが基本とか、極端に低く早いとか。

まあ、でも、期待以上の結果を出した訳で、結果を出す為の積極的な選択と言われれば、それまででしょうかね。

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