2016年8月 9日 (火)

そろそろ、アレを…

逆転で、塗り替えた。

古い男とお思いでしょうが、「体操ニッポン」の歴史は、あん馬のポカと大逆転、これですよ。あん馬に割と強かったのは、1984年のメンバーくらいですかな。遠藤幸雄もあん馬が苦手だった。
加藤沢男は毎回逆転勝ちの人だった。具志堅幸司たち1984年のメンバーも逆転勝ちだった。

現在世界最高、そして恐らく過去最高の頼みの綱(ガーディアン紙)、内村航平曰く、「そろそろ、アレを塗り替えないと」。

そうして、見事に塗り替えた。

同じ人間が老いてなお、というのも困りもの、ましてや世代が変わったのに、過去の成功体験でマスターベーションしてちゃいかんということですなあ。

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2016年8月 8日 (月)

あの方のこと

今日の、あの方のビデオ・メッセージ。
主語は「私」、立場は「個人として」でありながら、これほど「無私」という言葉が相応しいメッセージは無いだろうな、と思います。

引退したい、とか、公務が大変だ、とかでは全く無い。
この地位にある者は、全身全霊をかけて常に国民に寄り添うべきだ。しかし、誰しも老い、衰え、それが出来なくなる日がやってくる。

今までのbehaviorからも十分に分かることではありますが、あの方にとって、公務とは、憲法上の国事行為だけでなく、国中を巡り、国民に直接触れ、国民に常に寄り添うことが、国民統合の象徴としての極めて重要な仕事であり、国事行為と両輪とも言い得るのでしょう。

私は、「象徴」って、そこに居るだけでよいのだと思っていましたが、あの方はそのようには考えていないのですね。

摂政の規定は、国事行為の代行は想定していますが、あの方が考える、というより模索し続け、実行してきた「国民統合の象徴」としての役割と行動は、代行が相応しいのかどうか。そんな意図を感じます。

ということは、高齢だから公務の負担を軽減しようなどという話は、全く的外れですね。あの方は、公務の負担をどんと減らすなど以ての外の沙汰という気持ちなのでしょう。
公務を減らすとなれば、国事行為は減らせないでしょうから、「国民統合の象徴」としての仕事を減らすことになる。でも、そうなると、どうしても分け隔てが生じて公平でなくなるから、それは避けたい。そんな趣旨の発言も過去にありました。

自分の身は一切案じていないのです。
これほど「無私」という言葉が相応しい人も、この国には本当に少ないでしょうよ。

今日の「お気持ち」、違憲云々という人もいるようですが、恐らく、あの方が考える最善の(合法かつ正統な)手段をとったと思うのです。
この地位は国民の総意に基づくのですから、自らの身の処し方も、国民に問いかける形をとったのではないかと思います。

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2016年8月 7日 (日)

三宅宏実さんのこと

メダルは、少し鈍い色になりましたが、今出来ることをやり切った人だけに許される笑顔が、とても素敵。

スナッチで2回連続失敗したときは、もう駄目かと思いました。
でも、「皮一枚でも首は繋がっていますのや」by 三原脩。
クリーン&ジャークも、2回目は赤判定。それでも、3回目を差し上げて、「やったぁ」と口が動いて。プラットフォームを降りかけたところで、バーベルのプレートをなでなでしたのが微笑ましく、また、ウェイトリフティングへの愛情が伝わってきて。

そりゃね、ピーク・パフォーマンス作りに失敗とか言われるかも知れないんだけど、長く日本の第一人者の地位に立ち続け、しかも減量が厳しい最軽量級で、2回メダルを獲ったんだもの。
超新星爆発にも心惹かれるけど、またたきながら輝き続ける星にも心からの称賛をgood

身体をいたわって、気をつけて帰って来てねhappy01
(長時間乗り物に乗っているのは腰に悪いので。)

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2016年8月 6日 (土)

なんだかなぁ。

よくわかんないセレクションだなぁ。バレーボールの女子。
MBの控えに山口、とか、レシーバーに座安、とか、控えのセッターに田代、とか。
カントクが、いや協会がでしょうか、どっちにしてもコートに立たない人間が安心したいだけのセレクションです。
大林素子のコメントも、敗色濃厚な時に特有のトーンに。
あーあ。勝ち点取れず、韓国に負けたよ。

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2016年7月24日 (日)

ちんどん屋のジェイミー

私は何故か、キング・クリムゾンKing Crimsonが大好きheart01で、ただし、1980年代に復活して以降、エイドリアン=ブリューが加わった構成はあんまり好みではなく、1970年代の第1期(と仮称しておきます…)、就中『太陽と戦慄』Lark's Tongues In Aspicあたりから『レッド』Redまでの彼らが最も好きだったりします。リーダー(オーナー?)のロバート=フリップ自身が呼称する「メタル・クリムゾン」はしりの頃ですねhappy01

で、「ちんどん屋のジェイミー」。『太陽と戦慄』にて、主にパーカッションを担当している、ちょび髭の変なオジサン、ジェイミー=ミュアです。着ているものも何か変(まあ、この頃の人はみんな変ですが)。
具体的な風体は、実際に御覧あれ。

https://www.youtube.com/watch?v=8vmURBKHAmI

ね、変でしょ。ビル=ブルフォードもねぇ。あ、変なクロマキー処理はおいといて。
ジェイミーは、細かいたたきものだけでなく、ドラムス(バスドラムやハイハットは踏んでいないみたいなので、正確にはこれもパーカッションcoldsweats01)やトロンボーン、ホイッスル、クラクション(ぱふぱふラッパ)まで、狭いところを猫catのように動き回っています。猫背だしsmile

この時代の「メタル・クリムゾン」は、メタリックなだけでなく、エスニックな味付け(安易な比喩despair)もあるのですが、これに貢献しているのは明らかにジェイミー=ミュアです。

それにしても、ロバート=フリップ。本当に音だけで勝負してますね。メロトロンの前に、例によって座ったまま激しいフレーズを繰り出す(しかも、カメラを思いっ切り見つめてるので目が合っちゃう…)のを見ていると、私は恐怖すら覚える次第ですが、長期出張先の宿舎で独り過ごす夜にはぴったりかも知れません。

だから、独りの夜はキング・クリムゾン。朝の通勤もキング・クリムゾンnotes

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2016年7月19日 (火)

こういうのを下種という。

今宵(7月19日)のNHKニュース7。
国主導ドーピング(隠し)により、ロシア全選手団のリオデジャネイロ五輪参加が認められなくなるかも知れないというニュース。

それ自体は普通のニュースですが、その後に驚きました。
メダル獲得争いに影響を与える、まではいいとして、日本の獲得メダルが増えるかも知れない云々。

事実かも知れないけど、他人の不幸を喜ぶ、下種の発想と言わざるを得ません。

五輪が、いわゆる国威発揚の場に成り下がっているのは実態ではありますが、いくらなんでも、なんだかなぁ、と思ってしまいました。

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2016年7月18日 (月)

「よく知っている」人

目下、1か月の長期出張中。第1クォーターbasketball終了。

宿舎はビジネスホテルのようなもので、荒れ放題の部屋に棲まう私にとっては、何ほどのこともなくcoldsweats01平日のばんごはんと、休日のごはんを確保するのがちょいと面倒ですが、10~15分も歩けば食べる処はあるし、コンビニへ行ってもよし。これも日常と変わらず。

さて、洗濯しつつ、出張報告書を書き始めてと。帰ってからまとめようと思っても、忘れてしまうこともあるし、何ページになるか分からないし(予想では50~60ページ?)、早目に書き始めるのが得策かと。

まずは、関連会社のふるだぬきさんたち(現役の方、OBの方)の色々な話を聞くことから。
皆さん、「百戦錬磨の強者」揃いで、過去の経緯も含めてよく知ってらっしゃるから、余程話し方に問題がある方でない限り、とても解りやすいけど、じゃあ、話している事が全て「正しい」かというと、そうではないかも知れません。
経験3か月余りの私が聴いていても「あれthink」と思うこと、或いは明らかに誤っていたり、勘違いしていたりすると思しきことも。

大阪の関連会社の方が言ってました。
「長くやっていると、『思い込み』もあるから注意しないといけませんgood

多分、この方の自戒も込めての発言だと思いますが、どうも、ウチの営業所の人には、このような謙虚さが足りないなぁ、と思う次第。

私と入れ替わりで他の支店へ行った隣の課の課長さんは、仕事ぶりも真摯で「とてもよく知っている」方だったそうですが、向かいの席の先輩は、その課長の見解に違和感を覚えたらしく、長時間談じ込んだものの、話は平行線をたどるばかりだったとか。

ついでに、私の前任者も「よく知っている」人で、私の上司の一人からはほとんど神格化diamondされいます。すなわち無謬であると。無謬な方はかみたまんしかいませんので。
でも、前任者がやったこと全てが正しかったかと言えば、私にはそう思えないのです。残された書類を見ると、ミスも結構あるし。もちろん、ミスは(人間なら)誰でもすることですが、御自分のミスを認めず、顧客の責に帰して処理したdespair事案も。これは、一般には恥の上塗りと言われる行為で、少なくとも私の会社では禁忌とされている筈なのですが。
それから、「持論(自論)」もしっかりしていた、と言われる人ですが、ではその「持論」が正しいことを論証或いは検証しているかと言えば、これもそうではなさそう。乱暴な言い方をすれば、「…と思う」を「…である」に勝手に飛躍させているという訳。

まあ、こんなことを思うのは一種の「嫉妬」かも知れないですdespair前任者と比較されますので。比較されるのはよいのです。自分の力量が、そこまで到達していないでしょうから。
ただ、比較に当たって、相対比較なら構わないのですが、絶対比較、つまり、前任者が全て正しいという前提と基準で比較されてしまうのは、正直言ってかないませんなぁ。ちょっとした改善のつもりで、前任者と少しでも違うことをしても、「間違っている(のではないか?)」という目gawkで見られる訳です。
逆に、社内一般ルールと整合しないことをしても、前任者と同じならOKdespair
なんだかなぁ。

出張報告書を書きながら、自戒混じりの愚痴です。

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2016年4月16日 (土)

これもまたくるべきもの

平成28年(2016年)熊本地震。
亡くなった方々の御冥福を祈りますとともに、被害地域にお住いの方々の道行きに少しでも光明がありますように。

木曜の夜、最初の地震が起こった時、TVのニュースを視て、中央構造線の西端だ!と思った人は多かったようで。そして、土曜の未明の「本震」、震源域も震度分布も東北方向へシフト、というより拡大しつつあるのを見ると、ああ、やっぱりと思う人も増えたでしょう。
私は、地震や地質や断層の専門家ではありませんが、そもそも「専門家」の間でも見方が分かれる事象が多くて、所詮、人間の浅知恵でわかる事は知れてるな、と思います。
だいたい「活断層」の定義も一定ではないし、断層はあくまで地表に表れている痕跡に過ぎません。中央構造線=中央構造線断層帯ではありませんが、根尾谷断層なんかを見ると、中央構造線近辺なら、昨日の畑が今日の断層、と思っておくのが賢い暮らし方だろうなぁ。
東海・東南海・南海だけではないよなぁdespair

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2016年4月14日 (木)

文具人柱:ビクーニャ3+Sを使ってみた

転勤して、行きつけだった文具店から遠ざかってしまいました。んで、自宅から割と近い大型文具店へ久しぶりに寄ってみました。ボールペンのコーナーを見ると、三菱ジェットストリームとぺんてるビクーニャが大きなスペースを占めて、競り合っています。

ぺんてるについては以前、エナージェルを酷評した経緯もあって、あまり高く評価していなかったのですが、低粘度インクの油性ボールペンということで興味が湧いたので試し書きをしたところ、ビクーニャは何だか感じいいぞwinkと思いましたし、複合筆記具にこだわってきた私にとって魅力的な3色ボールペン+ペンシルもあったので、買ってしまいましたよ。550円也。

Img_024101試し書きした限りでは、字幅サイズ表示の割には細目の字だったので、いつもなら0.5mmにするところ、0.7mmにしてみました。
書き味は、ライバルであろうジェットストリームよりも、もう少し軽い感じです。多分、インクの粘度が更に低いのでしょう。高速筆記に良し。それから、Post-Itに書き込む際、ジェットストリームも含めて、他の油性ボールペンでは時に字が切れることがあるのですが、ビクーニャはそれも感じません。これも低粘度で紙への乗りがいいからでしょうか。

ビクーニャ0.7mmとジェットストリーム(プライム用芯)0.5mm、それから参考対照でゼブラのスラリ0.5mmを、ライフの5×3カード(J888)にて書き比べてみました。

Img_024001
ビクーニャだけ0.7mmなので単純に比べる訳にはいきませんが、少なくともスラリよりくっきりした見栄えです。ジェットストリームの黒インクもかなり良い(微細な)顔料を使っていると思われますが、ビクーニャの方が鮮やかに感じられるのは、もしかしたら染料の比率が高い混合インク(顔料+染料)だからかも知れません。いずれも、油性インクで低粘度を実現するための正攻法ではあります。
表現が難しいので写真は掲げませんが、筆記直後の擦過による汚損については互角かな、という感じです。まあ、ほぼ大丈夫ということです。ここは水性インクに対する油性インクのアドバンテージですからねhappy01

ゲルインクでは乾くのが遅いし滲みが嫌、でも普通の油性インクは高速筆記向きでない、と感じるなら、ビクーニャはジェットストリームを上回る選択肢ではないか。そう思わせる出来のアイテムです。私もしばらく使ってみます。

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2016年4月12日 (火)

羊と狼

労働組合の役員から聞いた話。

本社人事部長との団体交渉の席。ウチの会社は遅れてて、大企業が止める動きを見せている人事評価制度を拡大するという提案が、人事部から出てきたそうで。
そこでやおら、人事部長曰く。
「ナポレオン曰く、一匹の狼が率いる百匹の羊は、一匹の羊が率いる百匹の狼に勝ると」。
どうも、百匹の羊はどうでもいいから、一匹の狼を育て、働きに報いるべきだ、と言いたかったのかも知れません。
しかし、所詮はメタファーに過ぎないのです。普通に考えれば、狼百匹の方が、まず間違いなく勝ちます。羊の指揮官が多少トロくても、狼は自律性と組織力を兼ね備えていますから。ついでに言えば、羊は百匹ではありません。無尽蔵とまでは言いませんが、どんどん補充が利く国民軍隊ですから、そういう意味では羊百匹の方がいつかは勝つかも知れません。ナポレオンがそこまで考えていた訳はないのですが…

奈翁がこんなことを言ったのは勿論、自分の指揮官としての価値を誇張したかっただけのことです。確かに、奈翁は軍事組織運用の天才であったでしょう。当時としては。しかし、フランス革命が生み出した国民軍隊は、それまでとは比較にならない規模の人的動員を可能にしました。それは、天才奈翁をもってしても、手に負えないものであり、況してや、天才でない人達には不可能なことでした。そうして生まれたのが、組織が組織を運用するという方法論でした。ドイツ流の参謀本部の誕生です。

おっと、少し逸脱しましたが、少しばかり「狼」を育てて引き上げても、ウチだって社員6千人の複雑怪奇な総合企業ですから、この現代に組織を回していけるとは思えません。更に言えば、羊を何百匹揃えても、やはり組織は回りません。馬も牛も山羊も鶏も鴨も必要なのです。そして、みんなが、自分と仲間達の役割を理解して行動すること。

私は、ナポレオンよりも、彼の野望を阻止したネルソン提督の言葉に、ヨリ魅かれます。
「英国は、各員がその責務dutyをまっとうすることを期待する」
これじゃ、ナポレオンとの違いがよく判りませんけど、ネルソンの最期の言葉を挙げれば、違いは歴然でしょう。
「神に感謝する。我は、我が責務dutyを全うせり」
立場(役割)は違っても、責務dutyを果たすのは誰しも同じ、という事でしょう。ついでに言えば、負傷したネルソンを治療しようとした軍医に対して、ネルソンは「勇者(部下)達を先に」と治療を拒んだとか。

まあ、ネルソンよりもナポレオンに仕えたい人もいるでしょう。人事部長もそうなのかも知れないですね。そんな人には、ブレヒトの『三文オペラ』(だったと思う)から、このやり取りを。
「英雄のいない時代は不幸だ」
「英雄を必要とする時代は、もっと不幸だ」

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